WORKS 事業内容

株式会社ウッドミッションは、樹木の伐採を中心に手掛ける会社です。
山林が豊富な日本では、「木を伐る」という行為は決して特別なものではありません。
しかしながら、伐採は時として危険を伴い、専門的な技術を必要とします。
そのためウッドミッションは、伐採のプロとしてさまざまな現場で活動しているのです。
弊社が手掛ける主な事業をご覧ください。

太陽光発電用地 伐採・造成

近年では、山林を有効活用した太陽光発電が各地で見られるようになりました。山林は地価が安いことから投資効率がよく、大規模な発電を行うのに適しています。そのため、放置されていた山林を活用し、安定収入を得ようとする事例が増加しているのです。固定価格買取制度の開始や設備コストの低下も、太陽光発電を後押ししています。
しかし、山林は地形が複雑で樹木も生い茂っているため、そのままでは太陽光パネルを設置できません。また、木の陰になってしまって発電効率が落ちることも多いでしょう。そこで、樹木の伐採や土地の造成を行い、太陽光発電の下地を作ります。安全に、なおかつ安定して発電するためにも、必要不可欠な作業です。

電線・送電線 伐採

私たちの生活は、電気なしには成り立ちません。その電気を運ぶために、街中に張り巡らされているのが電線や送電線です。住宅が密集する都市部では、電線と住宅の距離が近く、庭木や街路樹の枝が電線に引っかかっている光景がしばしば見られます。この状態が長く続くと、枝との摩擦によって電線の皮膜が破れ、発火するおそれがあり危険です。
自分で伐採しようとすると、感電死したり停電を引き起こしたりすることもあるため、絶対に行ってはいけません。弊社にご連絡いただき、安全に配慮しつつ伐採・剪定するのがおすすめです。また、車の走行の妨げとなる、道路上に張り出している樹木の伐採も行なっています。

防災工事事前伐採

日本は、台風や豪雨といった災害が非常に多い国です。これらによる水害や土砂災害を防ぐため、いくつものダムや砂防ダムが建設されてきました。また、護岸工事や崖崩れ防止工事も、各地の河川や山林で行われています。いずれも、安全な暮らしを守るためには必要不可欠な設備です。
一方、万が一ダムや堤防が決壊すれば大惨事を招くため、建設は下準備からしっかりと行わなければなりません。そのためにも、建設前には樹木を伐採し、土地を造成する必要があります。
自然に与える影響も小さくないので、綿密な計画を立てて最小限の伐採にとどめることが大切です。

作業道開設

間伐など、山林で木を切る作業を行う時は、林道(公道)から作業現場へ続く道の建設から始めます。大量の丸太をスムーズに搬出するためには、大型トラックでも安定して通行できる、広くて通りやすい道が必要だからです。この私道のことを「作業道」といい、4m~5mほどの幅を取って砂利などを敷き込んで作ります。
また、大型トラックは作業現場までは入れないので、作業道まで木材を運んでくるための通路も作らなければなりません。こちらは「作業路」といい、幅は3mほどです。作業道・作業路を作るためにも伐採は必要ですが、できる限り自然を破壊しないよう作業しています。

架線集材

山林は急峻な場所や複雑な地形が多く、木材を搬送するための車両が入れないことも珍しくありません。そのような現場で活躍するのが架線集材です。現場の地形に合わせて、仮設のロープウェイのようなシステムを構築することで、集積場まで非常に効率よく木材を運べます。
一見簡単に思えるかもしれませんが、搬送経路の決定や支柱となる樹木の選定には、高度な技術が必要です。その代わり、システムは再利用が可能で、車両用の道を作る必要もないため、山林へのダメージを最小限に抑えることができます。とても自然に優しく、永続的な林業には欠かせない技術だといえるでしょう。

危険木伐採

成長しすぎた樹木は、時として危険な存在に変わることがあります。落ち葉の掃除が大変、景観を損ねる、日当たりが悪くなるなど多くの問題がありますが、特に厄介なのは建物へのダメージです。家に枝がかかった状態で強風が吹けば、屋根や外壁に傷をつけたり、瓦をずらしたりといったトラブルが発生するでしょう。
また、台風や大雪といった災害時には、木が倒れてしまう可能性もあります。人や家が巻き込まれれば大事故になりかねません。そうなる前に、大径木や高木は伐採・剪定しておくのがおすすめです。そのまま落とすと危険な位置にある枝も、プロの技術で丁寧に処理いたします。

環境保全間伐

豊かな森林を育てる時は、自然のままの成長に任せるのではなく、あえて人間の手を加えなければならないことがあります。自然のまま放置された森林は、樹木の密度が高くなり過ぎ、お互いの成長を邪魔してしまうことがあるからです。まっすぐ伸びることができないので曲がりくねり、栄養不足によって痩せ細れば、立派な樹木にはなれません。

そこで、森林の成長を助けるために行われるのが間伐です。適度な間伐を行えば、まっすぐに伸びるための空間が生まれ、日光もよく差し込むので成長が促進されます。さらに、地面の栄養の取り合いにならないので、太く頑丈で風雪にも強い樹木が育つのです。もちろん良質な木材も取れるため、森林にとっても人間にとってもメリットがあります。

素材生産

木材は、建築や家具の製造など多くの分野で使われています。木材として使う樹木は、自然の山林で伐採するのではなく、計画的に植林を行って育てるのが一般的です。このような目的で育てている森を「用材林」、そこで樹木を伐採して丸太に加工することを「素材生産」といいます。
樹木を丸太にするためには、伐倒後に枝と梢を落とす「枝払い」や、チェーンソーで規定の寸法に切断する「玉切り」といった造材作業が必要です。玉切りの寸法は、木材の用途が柱なのか梁なのか、それとも造成剤なのかによって異なります。そして、加工された丸太は種類ごとに集積場に積み上げられ(巻立)、出荷を持つことになるのです。

刈払作業

日本で更地を放置すると、ものの1年で草地となり、数年経てばススキが生い茂る荒地となってしまいます。植物の繁殖力というのは、それほど強いものなのです。雑草は景観を損ねるだけでなく、花粉によるアレルギーや害虫の発生などの問題を引き起こします。特に、道路や土手といった公共の場所では、定期的な草刈りが欠かせません。
「たかが草刈り」と思われるかもしれませんが、道路や河川での刈払業務を国や自治体から請け負うには、「刈払機取扱作業者」という国家資格が必要になります。刈払機による草刈りは危険を伴う作業であり、正確な知識と技術を身につけなければならないからです。刈り取った草の処理も必要なので、大規模な草刈りはぜひ弊社にお任せください。

立木売買

山林が豊富な日本では、それを所有している方も大勢います。しかし、山林の使い道を見出すことができず、相続はしたものの見に行ったことすらないというケースは少なくありません。手放すために不動産業者や税理士に相談しても、一般的な不動産とは必要な知識が異なるために、適切なアドバイスや査定結果が得られないことも多いのです。
弊社では、そんなお客様に代わって山林の売却を行っています。専門的な伐採技術と販売ルートを持っているため、山林の価値を最大限に見積もり、正確な査定額を算出することが可能です。境界線の調査や税金関係のアドバイスも可能なので、わからないことがあれば何でもご相談ください。